893: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/12/20(火) 16:58:55.90
>>892
④
894: 882 その5 2016/12/20(火) 17:08:40.89
ごめん上のはその4だね。
そして④ありがとう
続き↓
そして翌日。まずはC(昨日嫁に指摘されて30分で直したもの)を先輩に提出。
先輩の対応はいつもどおりだった。また直せと。
いつもならこの流れで、また時間をかけて文章を直すのだけど……
(数時間かかる)
この日は違った。昨日嫁から受け取った封筒があった。
嫁から指示を受けていたのだ。
「もしCを先輩に見せてまたダメ出し受けたら、2時間後にこの封筒(D)を、俺が作ったフリをして先輩に渡せ」
と。
その指示通り、2時間くらいしてからDを見せる。
先輩はまたしてもいつもどおり、ため息つきながら「ハァ、これでいいよ」と……
嫁「そんなに気に食わない出来なんです?」
嫁がいつの間にか後ろに立ってた。
先輩「いやぁ、何というか……」
嫁「それ作ったの誰だと思います?」
先輩「……え?」
先輩が答えるより前に嫁「私」。
突如キョドる先輩。慌ててDに再び目を落とす。
先輩「嫁さんのでしたか……すみませんよく読まないで。
よく読むとやっぱ全然ちげーわ。スゲーわかりやすいd」
嫁「よく見ないで返事したんだ?」
先輩「……すみませんでした。俺さんのは、いつも出来があんまり……だったので、今回もそう思い」
嫁「悪いけどそれ(D)、さっき俺さんが見せたの(C)と殆ど同じですが?」
先輩「」
嫁「それ(D)は、確かに最後手を入れたのは私だけど、本文はCと殆ど変わりません。語尾が違う程度」
先輩「あの、そっ」
嫁「殆ど変わらないのに、俺さんが作ったCはダメで、私が最後にちょっとだけ書いたDは気に食わないながらOKで、その同じDをよくよく見直したらスゲーわかりやすいんですね?」
先輩「いや、だからその」
嫁「悪いけど、昨日俺さんに残ってもらったのは聞いてましたね?」
先輩「はひ」
嫁「仕事見せてもらって、話も聞かせてもらったけど」
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