386: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 18:08:13.17 ID:aWSpUdyv0
そのとき、スネ夫は見た。
コピーロボットを殴り続けるジャイアンの背後にピンクのドアが開くのを。
スネ夫「ジャイアン!うしろ……」
黒服2「バン」
言い切るより早く男の空気ピストルが発砲された。肩口を射抜かれてジャイアンが体勢を
崩す。
ジャイアン「うがぁ!!」
スネ夫「ジャイアン!!」
黒服2「おおっと、動くなよ。俺の空気ピストルは改造してあるからな。人間を撃ち殺すこ
となんて簡単なんだよ」
スネ夫「おまえ……いったい誰なんだよ!!」
黒服1「ただの未来人さ。といってもテロリストだがな」
スネ夫「テロ……リスト?」
389: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 18:10:03.06 ID:aWSpUdyv0
黒服1「そうさ。過去に逃亡したはいいが、タイム・パトロールに追って来られると面倒だ
。だからこの時代に来てタイムマシンの発明者を殺したわけさ。これで未来は変わ
り、タイムマシンの発明は遅れることになる。俺のいた時代にはタイムマシンは発
明されていないから当然タイム・パトロールもいない。もっと未来になればタイム
・パトロールも出てくるが、それ以前にタイムマシンがあったはずもないから奴ら
に俺たちの存在がばれる事はない」
スネ夫「そんな……いや、おかしい。そしたらおまえたちのいた時代にはタイムマシンはな
いわけだから、おまえたちがタイムマシンを持つことも出来ないはずじゃないか」
黒服1「普通なら、な。だが俺たちはタイムマシンの製作者を、タイムマシンに乗りながら
殺した。わかるか? つまり未来が変わったその瞬間、俺たちはタイムマシンの航
行する四次元空間にいたわけだ。未来が変わったことによる修正も、四次元空間に
は干渉できない。だから、俺たちはタイム・パラドクスの修正の影響を受けなかっ
たってわけさ」
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