14: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 16:06:43.71 ID:aWSpUdyv0
スネ夫「なるほど、ドラえもんか……」
呟いたスネ夫がスーツのポケットから煙草を取り出そうとし、しずかの方を見て
やめた。
ジャイアンは逞しい腕を組み合わせ、考えこんでいる。
スネ夫は大学卒業後親の会社に入り、ジャイアンは高校を中退して剛田商店を継
いだと聞いている。
スネ夫「僕はのび太や出木杉みたいに専門じゃないけどさ、今の科学でドラえも
んが作れないことはわかるよ」
ジャイアン「待てよ、俺テレビで見たぜ。二足歩行したり、会話するロボット」
出木杉「ああいうのとはレベルが違うよ」
ジャイアン「でもよぉ……そもそもドラえもんが出来たのっていつだ?」
スネ夫「確か、2112年」
17: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 16:08:00.40 ID:aWSpUdyv0
ジャイアン「何だよ!まだ100年以上あるんじゃねぇか!それなら……」
出木杉「無理だよ。今の開発段階からドラえもんまでの間にある壁は、あまりに
も高く厚い。感情を持って、思考して、なめらかな動作も必要。今のロ
ボットはね、走るのさえ難しいんだよ?」
しずか「それにドラちゃんより先に秘密道具が必要よ」
のび太「うん、秘密道具はドラえもん誕生以前に出来てたはずだよ。それに、ド
ラえもんの話が本当ならタイムマシンはもう出来てるはずなんだ」
ジャイアン「え?」
のび太「ドラえもんは言ったんだ……タイムマシンが発明されたのは2008年だって」
ジャイアンは黙ったまま、店内を見回した。
そして、カレンダーを見ると目を見開く。
ジャイアン「2008年って、去年じゃねぇか!!」
スネ夫「反応遅っ!」
出木杉「……その話は僕も初耳だったな」
のび太「つまり、ドラえもんの話にはすでに矛盾が生じてるわけだ」
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