18: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 16:09:56.46 ID:aWSpUdyv0
しずか「でも……」
カルーアミルクのグラスを置いて、しずかが口を開いた。
みんなの酒のペースは格段に遅くなっていた。
しずか「でも、まだドラちゃんが嘘をついたとは限らないわ」
スネ夫「ま、断定は出来ないね」
ジャイアン「おい、何でだよ。俺にわかるように言えよ」
出木杉「つまり、ドラえもんがいた未来と僕らの未来は違う……未来が変わった
可能性もある」
スネ夫「本来は今年中にタイムマシンが出来てるはずなのに、その未来がねじ曲
げられた」
出木杉「そう。その可能性は高いだろうね」
のび太「問題はどこまで未来が変わったのかだね。タイムマシンが遅れただけな
らいいけど、最悪……」
しずか「ドラちゃんが、作られない?」
スネ夫「かもね……」
ジャイアン「おい、何でだよ。俺にわかるように言えよ」
22: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 16:12:13.94 ID:aWSpUdyv0
スネ夫「こういうのは考えられないかな?」
出木杉「なんだい?」
スネ夫「確かに、今の科学じゃドラえもんの道具やドラえもん自体の開発は考え
られない。でも、今の科学を急激に発達させる何かがあったとしたら?」
のび太「何かって?」
出木杉「戦争があると技術が発達するっていうよね」
しずか「そんなまさか……」
スネ夫「待って待って!そんな物騒な話じゃないんだ。例えば、宇宙人が地球に
来たとする。彼らは未知の文明を持っていて、彼らの技術を参考に地球
の科学が爆発的に飛躍するんだ」
しずか「宇宙人が……?」
のび太「確かに、なくもない」
出木杉「おいおいのび太くん、科学者らしからぬ発言だね」
のび太「いや……僕らはドラえもんの道具で何度か宇宙に行き、その星の文明に
接しているんだ。宇宙人を否定できない」
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