びっくり

思わず合成と思ってしまう、鳥取県に実在するトリックアートのような「橋」!

鳥取県の橋

トリックアートと言うものをご存知ですか?人間の目に起きる錯覚という現象を利用して、目の前に不思議な光景が見えるようにするアートのことです。

目の錯覚によって平面の絵が立体的に、あるいは実際に存在しているかのように見えます。鳥取県にもトリックアートを展示している場所はあります。

しかし鳥取県にあるただの「道路」が、なぜかトリックアートのようだと話題になっているのです。

目の錯覚を利用するトリックアートは、通常の絵よりも高い自由度で展示できます。しかし道路がトリックアートに見えるというのは、いったいどういうことでしょうか?



江島大橋

話題になっているのは、鳥取県の「江島大橋」です。「合成かと思った!」「トリックアート…じゃない!?」などと言った声が上がっています。

空へ向かっている道路が壁に見えますし、途中で道がなくなっています。しかしそう見えるだけで、もちろん道は向こう側まできちんとつながっています。

江島大橋は2004年に、日本海側の物流拠点と島根県東部の交通をスムーズにすることを目的として造られました。島根県松江市八束町から鳥取県境港市渡町まで、橋の全長は1.7キロ。

海面からの高さは44.7メートル。多くの人々を驚かせる勾配の高さは、5000トン級の船が橋の下を通っても問題ないように高くした結果なのだそうです。

知名度向上の理由

江島大橋はダイハツ工業のCMのロケ地にも選ばれており、2013年から放映されています。今ではCM中に出てきた「ベタ踏み坂」という名前も使われるくらい、その存在が知られるようになってきました。

CMをきっかけとして、多くの観光客が大型連休や夏休みなどの時期にやってくるようになったそうです。江島大橋の人気を知った地元ではこのまま観光地として盛り上げるため、関連商品や企画などの開発をしているという話もあります。

当初は交通を円滑にするためでしたが、偶然にも天然のトリックアートができ上がったようですね。ここまで珍しい光景は、日本全国を探してもなかなか見られないでしょう。

これからも多くの観光客が、ユニークな光景を見るためにこの橋へ訪れるのではないでしょうか?

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