子育てとの両立
働きながら学校へと通う生徒は少なくありません。
また、妊娠をしながら勉学を学ぶ人もいます。
今回ご紹介するのは、
アメリカのカリフォルニア州に住むサラ・トンプソンさん。
彼女は仕事をしながら学校へ通う生徒の1人でした。
そんな彼女、実は2014年に妊娠が発覚し、
2015年の8月に無事可愛らしい男の子を出産しました。
サラさんは出産後も大学に通い続けました。
しかし基本的には大学へ行く際、
我が子を保育施設に預けて、
自分ひとりで学校へ通うのが一般的です。
そのためサラさんもできるだけ保育園へ預けましたが、
どうしてもの時などは子供を連れて、
大学へ行かなければいけない状況も出てきます。
「できれば、静かにしていてほしい・・・」
そう願うサラさん。
しかし、思い通りにいかないのが子育ての難しいところです。
子育てママの救世主!?
常につきまとう、
「子供の鳴き声で周りに迷惑をかけてしまう・・・」
等といった不安。
しかしサラさんが通う大学には、
子育て中のママにとても協力的な教授がいました。
サラさんの担当をしてくれたのは、
数学教師のジョージー・ライアン教授です。
教授は当初から子育てをしながら通う生徒に協力的で、
「子供に授乳をできるように」
とサラさんをヘルスセンターへ案内をしたり、
授業に子供を連れてくることを躊躇う姿を見て、
「遠慮なく、連れておいで」と声を掛けてくれたそうです。
授業中、グズってしまった赤ちゃんがいれば、
抱っこしてあやしながら授業を進めることもあったのだとか。
そんな素敵な教授への感謝の気持ちを、
サラさんは自分のFacebookにこう綴っています。
働きながら、勉強しながら子育てをするママが、どれほど大変なのかを少しでも知ってほしい。そんな大変な状況でも頑張るママがいるんです!
そして、そんな状況を理解し、サポートしてくれるライアン教授のような人が世界にはもっと必要だと思う。
教授には、心から感謝しています。この投稿が、頑張るすべてのママへのエールになることを祈って。
そして、幸いにも教授だけではなく、
クラスメイトもサラさん達に協力的でした
そのことについてもこのように述べています。
クラスメイトのサポートが励みになりました。大学に通い続けられる理由の1つは、皆の存在があったから。
温かい周りからのサポート
教授もクラスメイトのみんなも、
サラさんが授業に子供を連れてくることに大賛成で、
時には赤ちゃんを抱っこしてあやしてくれたりと、
クラス一丸となってサポートする姿勢を見せてくれた、
とサラさんは話しています。
サラさんのFacebookの投稿は、
たくさんのネットユーザーの目にとまりました。
・家族のサポートも必要だけど、それ以外の人がこんなに協力してくれたら、きっと育児はずっと楽しいものになるはずよ
・とてもステキな大学
・これからの時代に必要な姿勢だと感じます
・大学も、少しずつ変わっていかなければ
クラスメイトや教授からの温かいサポートのおかげで、
今も楽しく学校へ通っているサラさん。
子供の存在をマイナスに捉えるのではなく、
みんな子供時代があったんだと、
温かい目で見守っていけたらいいですね。
こんな素敵な環境が、
もっともっと増える事を期待しましょう!