自作の宅配ボックス
配達業者にとって、かなり大きい負担だと知られるようになったのが再配達です。
そんな中、Twitterユーザーの能登たわしさんという人が、
自宅を留守にしている状態でも荷物を受け取れる宅配ボックスを自作しました。
製作の理由として、
「顔見知りになっているヤマトのおじさんに申し訳ない」「助けたい」という気持ちから、
不在票を少しでも減らせるようにとの事です。
まずは材料として薄型折りたたみコンテナと掛金、シリンダー錠を買い揃えます。
合計金額はざっと合わせて2,000円ほど、思ったよりも安いかったそうです。
そしてこれらを組み立てた後に実験開始です。
実験結果
まず自宅の扉の前に、製作した宅配BOXを立てかけておきます。
あらかじめ宅配ボックスに、こんな説明を貼り付けておきます。
いつもありがとうございます。ポストに入らない荷物の場合、このコンテナに入れてください。
1、コンテナを組み立てる。
2、荷物を入れてフタを閉じる。
3、掛金を閉めて、カギをかける。
宅配ボックスを自作して、宅配便の受け取りに成功しましたhttps://t.co/FEsUzvtYZr pic.twitter.com/P1DuwTom8V
— 能登たわし (@nottawashi) March 1, 2017
帰宅すると箱が組み立てられ、カギはキチンとかけられている状態になっていました。
そして不在票には、「宅配ボックスに入れました」というメッセージも記入されてました。
カギを開けてフタを開いてみた所、
中にはちゃんとAmazonのダンボールがはいっています。
実験は大成功です。
注意点
注意する点として廊下は共有部分なので、
大家さんからの許可を先にとっておいたほうが無難です。
ブログによると能登たわしさんは、許可を取ってから実験したときっちり記してあります。
ただ、コンテナごと盗まれる心配は残っているので、
防犯ワイヤーでコンテナをくくりつけておいたほうがより安全でしょう。
ちなみに既製の宅配ボックスも販売されているので、
興味があれば購入を検討してみてはいかがでしょうか?
近年は、マンションに宅配ボックスがついている所も増えてきました。
しかし、依然として配達業者の負担は大きいままです。
宅配ボックスが今より更に広がることを願っています。