タイムアウト
アメリカにはいたずらをした子どもに反省をさせるための、
「タイムアウト」という習慣があります。
すぐに叱るのではなく、一旦その場から離れて静かな場所で考えさせるというものです。
冷静になったところで、納得のいくように教えるのです。
これは良い方法ではないでしょうか。
時間を置くことで親も子も冷静になれます。
カッとなると親も「叱る」のではなく、「怒って」しまいがちです。
それを防止する上でもぜひ日本でも導入したい習慣だと思います。
そん、「タイムアウト」関する投稿が、海外掲示板「Reddit」で話題となりました。
君も身に覚えが!?
何かいたずらをしたのでしょうか?
「タイムアウト」を命じられた男の子がいました。
ショボンと壁に顔を埋めるように立っています。
すると、後ろに来たのがペットの猫ちゃんです。
男の子と同じような姿勢で「タイムアウト」しています。
「君も何かいたずらをしたの?」と聞いてみたくなる写真ですね。
『ふたり』ともうなだれて反省しているようです。
胸がキュンとして、もう許してあげようと思ってしまいます。
叱られた子供も、ペットの猫が付き合ってくれたら心強いでしょうね。
それにしても付き合いの良い猫です。
タイムアウトの方法
タイムアウトの方法は次の通りです。
1、悪さをしたら、まず、やめるように何度か注意する。
2、注意を聞かない時はタイムアウトを宣言する。
3、部屋の隅に椅子などを置いて座らせるなど、1人にさせる場所を作る。
4、時間が来たらタイムアウト終了を伝える
タイムアウトの間は視線を送ったり、声をかけてはいけません。
1人で反省する時間を作ることが目的なのです。
なお、あまり長い時間はいけないようにしましょう。
3歳なら3分、5歳なら5分という程度の時間でやると良いようです。
真っ向から叱りつけるより、こうやって「タイムアウト」を設けることで、
いたずらした本人もかえって心にしみると言われています。