泣ける

行方不明の2歳児を救った尾畠春夫さんが、罰を受けてでもしたかった事とは?

行方不明の2歳児を救出

2018年8月12日から山口県周防大島町で行方がわからなくなっていた藤本理稀君(2)を、

捜索ボランティアの尾畠春夫さん(78)が発見しました。

尾畠さんはインタビュー中に時折涙ぐむなど、優しい人柄であることが伝わってきます。

捜索を始めてからわずか20分後に理稀君を見つけた尾畠さんは、

以前にも子供を探した経験から上の方にいるのではと考えたそうです。


そして尾畠さんの推測通り、理稀君は山の上の沢にある岩の上に座っていました。

しかし警察から理稀君を渡すよう言われた際、

尾畠さんは「イヤです。なんぼ警察が来ようが、大臣が来ようが関係ない」といって拒否したそうです。

これは理稀君のご家族と交わした、ある約束を守るためでした。



家族との約束

尾畠さんは理稀君の家族に、「私が抱きしめて直にお渡しします」と約束していました。

その約束を果たすためなら、

警察の命令に背いて罰を受けることになっても良いという強い決意を尾畠さんはもっていたのです。

尾畠さんは、以前からボランティア活動に携わっていて新潟中越地震や東日本大震災、

2016年の熊本地震などでも被災者支援を行なっています。


活動期間は1年間で120~130日にものぼり、必要な経費は全て自分で出しているそうです。

尾畠さんは「残りの人生を社会にお返しさせてもらいたい」という思いから、

全国各地でボランティア活動を続けています。

被災者に少しでも迷惑をかけないようにという配慮から寝泊まりは自分の車、

食事も自分で準備したものだけを食べているとのこと。

ネットの反応

尾畠さんはボランティア活動をプロフェッショナルに、心を込めて行なっています。

尾畠さんの徹底したボランティア精神は素晴らしいですね。

ネット上でも尾畠さんのことを知った多くのユーザーから、称賛のコメントが相次いでいます。


尾畠さんから私たち日本人が学ぶべき教訓は、たくさんあるのではないでしょうか?

ボランティア活動について尾畠さんは、

「困ったときはお互い様。明日は我が身かもしれないから」と語っています。

この言葉は普段忘れがちな周囲に対する思いやり、

自分も同じ目にあうかもしれないという危機感などを思い起こさせて気が引き締まります。

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