普段、日常生活の一部として何気なく腰掛けている便器。
しかしながら、ほとんどの人が間違ったトイレの座り方をしている、ということが判明しました。
「えっ、嘘!?」「あれ意外にあるの!?」と思ってしまうかもしれませんが、
それでは正しいトイレの座り方とはどのようなものなのでしょう?
一般的だとされるトイレの座り方
旧来、男性にとって小便とは立ってするものでした。
しかし近年は洋式便所の普及に伴い、座って小便をする男性も増えてきました。
一方で和式便所は、足腰の健康などに良いという意見もあるようで、
洋式便所にも健康に気を遣った対策が立てられています。
さて話題が逸れましたが、一般的に認知される洋式便所の座り方はどのようなものでしょう。
一番メジャーなのはこのような座り方でしょうか。
しかしこれらの座り方こそが、実は間違っているのです。
なにが間違っているのでしょう。
一番のポイントは、足と胴体の間の角度です。
脚と胴体の間の角度が90°になる座り方は、自然な便の流れを妨げてしまうといいます。
そのような不自然な便の流れの状態で排便は、
便秘、腹痛、痔、更にはなんと大腸がんの原因になってしまうのだそうです。
正しい座り方
それでは、いよいよ正しいトイレの座り方をお教えしましょう!
和式便所で排便をする際、脚と胴体の角度は35°になっていると言います。
この35°こそが、自然な便の流れを妨げずに排便できる角度。
つまり、正しいトイレの座り方なのです。
それでは、洋式便所でどうやって座れば正しい座り方となるのでしょう。
それは、下の図の右側のような座り方です。
このように小さな代の上に脚を乗せることで、
35°という角度をひざに負担をかけずに作り、
かつ自然な便の流れを妨げずに排便ができるというわけです。
銭湯などにある風呂場用の椅子など、最適かもしれません。
あなたも健康に長く生きるために、
今日から正しいトイレの座り方を実践してみてはいかがでしょうか?