赤ちゃんはとても愛らしくて、
電車などで赤ちゃんと目が合うとつい笑顔になってしまいます。
同じようなことをしている人も多いのではないでしょうか?
一方で、時に赤ちゃんは可愛いだけではなく、
手がかかる存在にもなります。
突然泣き出した赤ちゃんを、
泣き止むまであやし続けるのはとても大変なことです。
本当に世の親御さん達には頭が上がりません。
アメリカの飛行機の中で、ある赤ちゃんが泣きだしてしまいます。
母親も泣き止まそうとしますが、いっこうに泣きやみません。
泣き出す赤ちゃん
アメリカのミアネポリスからアトランタにかけての飛行機の中で起きた、
ある出来事が今ネット上で話題となっています。
ミアネポリスから、
幼い息子さんと一緒に飛行機に乗ったとある妊婦さんがいました。
離陸後、すぐに幼い息子さんはグズり始めます。
飛行機の離陸に驚いてしまったのでしょう。
妊婦であるお母さんは、
なんとか息子さんを泣きやませようと必死にあやします。
しかし、なかなか息子さんは泣き止んではくれませんでした。
すっかり困り果ててしまったお母さん。
そこに1人の男性が母親のもとにやってきます。
やってきた男性
息子さんが泣き出してどうしたものかと困っていた母親のもとに、
1人の男性がやってきました。
その男性は母親にたいしてこういったことを言ったそうです。
「私は、父親だったことがあってね」
「良ければあなたがゆっくり休めるように手助けをしたいんだが」
そう言った男性は赤ちゃんを抱き抱えて、
赤ちゃんをあやし始めました。
親切な方ですね。
その時に撮影された写真がこちらです。
これだけでも充分に称賛に値する行為ですが、
人々を驚かせた理由はそれだけではありませんでした。
なんと男性は白人で、赤ちゃんとその母親は黒人だったのです。
多くの称賛
この白人の人種にとらわれない行為は、
多くの人々からの称賛を集めます。
ネット上では以下のようなことが言われています。
・他人なら無視することもできたはず。でも、そうしなかった男性の行動は称賛に値する
・肌の色は関係ない
・白人だから偉いんじゃない。1人の人間として、とても素晴らしい振る舞いだ。
日本ではそれほど人種差別はないとされていますが、
アメリカではいまだに人種差別が色濃く残っています。
だからこそ、
今回の白人男性の行為は多くの人々から称賛されたのです。
人種差別はとてもデリケートな問題で、
かつとても重要な問題です。
今回の出来事は、
人種差別の問題についてあらためて考えることのできる、
いい出来事だったのではないかと思います。
少しでも人種による差別が減ることを祈ります。