高須院長へのSOS
「平成30年7月豪雨」と名付けられた、
西日本を中心に降り続けた記録的な豪雨。
各地で家屋浸水や土砂崩れなど、
甚大な被害をもたらしました。
その最中、
高須克弥院長に被災者からのSOSが届きました。
高須院長は医者ですが、
多額の寄付やヘリで救援物資を届けるなど、
災害時にさまざまな形で救助活動をしている人としても知られています。
投稿者さんの中には、
「高須院長は人助けに積極的な人だから助けてくれる」
「拡散してくれる」
といった考えがあったのでしょう。
しかし、高須院長は意外にもこのSOSを断ります。
なぜ高須院長は、
被災者の求めに応じなかったのでしょうか?
断った理由
高須院長はこれまで数々の災害において、
積極的な支援活動を行なってきました。
しかし、あくまでも彼はただの一般人です。
専門知識を持つ自衛隊や消防隊が、
すでに現地で活動しており、
素人の自分が今出ていけば、
かえって彼らの邪魔になってしまうと考えました。
ごめんなさい。やれることなら何でもやりますが、すでに自衛隊と消防隊の専門家の出番の段階になっています。
かっちゃんのヘリコプターは現状では足手まといです。お許しください。 https://t.co/nNVkGDdjZM— 高須克弥 (@katsuyatakasu) July 7, 2018
ですから謝罪を添えたうえで、
「ヘリコプターは出せない」
と丁寧に断ったのです。
高須院長も、
助けたいと強く思う気持ちはあったことでしょう。
しかしこれらのことを考慮し、
自主的に救助活動を自粛することを選んだのです。
ネットの反応
災害が起きた後、
一般人がすぐにできることは、
限られているのかもしれません。
それでも義援金の寄付など、
間接的な支援を行うことはできます。
高須院長の冷静な回答に、
ネット上では称賛のコメントが多く寄せられました。
・流石に一流の人が発言する言葉には重みがある
・勇気ある判断だと思います
・高須院長の英断を支持します
助けたい気持ちを抑え、
力を1番発揮できる状況はいつかを、
冷静に見極めようとするのは素晴らしいの一言です。
私たちも見習いたいものですね。