ラベルシール
お店で売られている野菜や果物に、シールが貼ってあるのをよく見かけると思います。
しかし、そこに記載されている番号を気にした事はありますか?
実はこの番号を見るだけで、有機栽培なのかや科学肥料は使っているのか、
それとも遺伝子組換えなのかといった確認ができるのです。
そもそも、ラベルシールを直接食品に貼るのは安全なのでしょうか?
Hoe zijn je groenten en fruit geteelt? De cijfercode op de sticker vertelt het je! #plucode https://t.co/R7aIr421Xv #MAXVandaag pic.twitter.com/U5V9wQWyKu
— MAX Vandaag (@MAXVandaag) September 21, 2016
パッケージなどに貼られているラベルシールの粘着剤の主流は、石油系粘着剤です。
しかし、食品に直接貼り付けてるラベルシールには、
規格基準に従った安全性の高いゴム系粘着剤が使われています。
この粘着剤は食品の他、乳幼児のおもちゃなどへ貼るシールにも使われています。
では、シールに記載されている番号は、何を意味しているのでしょうか?
番号の意味
ラベルシールに記載されている番号は4桁か5桁からなっており、
これは「PLUコード」と呼ばれています。
PLUコードは略称で正式名称は『プライスルックアップ』といい、商品価格識別番号です。
世界共通の番号で、通常野菜や果物などはバラで流通します。
その流通段階で商品管理をするために使用されており、
ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、
南米などでよく使われています。
その桁数や先頭の数字から、対象がどのような流れで生産されたかを知ることも可能です。
PLUコードの意味
4桁の3か4で始まるコードは、化学肥料を使用していることを意味しています。
生産する過程で、大量に化学肥料や農薬などを使用している可能性があります。
一方、5桁で8で始まるコードは、遺伝子組み換え作物であることを意味しています。
遺伝子組み換え食物(GMO)には、健康への悪影響も懸念されています。
5桁で9から始まるコード、これは有機栽培であることを意味しています。
殺虫剤や化学肥料を使っていないオーガニックです。
PLUコードの使用は任意なので、番号が必ず記載されている訳ではありませんが、
果物や野菜などを買う際に、番号があるかの確認をしてみるのも良いかもしれません。