泣ける

大好きな人が川で溺れていると勘違いして助けに向かう子象の姿に心温まる…!

タイを象徴する動物と聞いて、

多くの方が真っ先に思いつくのは『象』ではありませんか?

タイという国は、象と古くから深い繋がりがあるのです。

タイ国民の多くが信仰している仏教は『象』と関わりが深く、

仏の悟りを開いたとされる仏陀(ブッダ)の化身は、

白い象という説もあるそうです。

またタイ国民の生活にも象は欠かせない存在とされており、

昔は林業で飼育された象が活躍していましたが、

近年では観光客を背中に乗せて周遊する、

『エレファント ライディング』でタイの人々の生活を支えてきました。

奴隷のように…

タイ国民と切っても切り離せない深い繋がりがある象ですが、

『エレファント ライディング』が観光客の間で人気を博す一方で、

そのしわ寄せは象達にきてしまっていました。

象は温和で優しい性格であり、また賢いため、

人間と上手に共存してきました。

しかしながら人間達を背中に乗せて綱で引かれながら歩くのは、

象にとって幸せな生き方なのでしょうか?

もちろん信頼できる人に飼育され、

幸せに暮らす象もたくさんいるでしょう。

その一方で、

象を収益の道具としてしか見ていない人間がいることも確かなのです。

そのように収益の道具として扱われていた象は、

体も心もボロボロになり、保護施設へとやってくるのです。

タイ・チェンマイには、

『エレファント ネイチャー パーク』という象の保護施設があります。

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ある時、観光用として奴隷のように扱われてきた、

19頭の象が保護施設へとやって来ました。

その19頭の中にいたのは、

『Kham La』という最年少の子象です。

まだ幼いKham Laにとって、

保護施設から迎えにきて長い道程を共に歩んだ保護施設の職員、

ダリック トムソンさんは信頼できる大好きな人となりました。



溺れている!?

子象のKham Laを含む、

19頭の象が保護施設へとやってきたある日のことでした。

象達をつれて川にやってきたダリックさんは、

自らも川へと入りました。

この日は少し川の流れが速いようです。

そしてダリックさんは気持ちが良かったのでしょう。

川の流れに身を任せて楽しんでいました。

するとKham Laは、

ダリックさんが溺れてると勘違いして川へ飛び込み、

ダリックさんの元へと一目散に泳いで行ったのです!

しかしKham Laはまだ子象です。

大人の象ならばこの川の流れもなんの事はないでしょうが、

子象のKham Laにとっては厳しかったに違いありません。

それでもKham Laはダリックさんを助けようと懸命に泳いだのです。

人間に奴隷のように扱われてきたKham Laですが、

信頼できる人間であるダリックさんに出会えて、

再び人間を好きになってくれたのでしょう。

純粋な愛情がこの映像を通して伝わってきます。

昔のように、人々が象を大切にしてくれることと、

Kham Laや他の象達が平穏で幸せな生活を送ってくれることを心から願います。