びっくり

農家の敷地内で発見された、直径91センチの卵の中身に研究者もビックリ!

地球上で今一番大きな卵を産む動物は、

ダチョウだとされています。

直径15センチ~17センチもある大きな卵で、

トンカチなどで叩かないと割れません。

しかし南アメリカのアルゼンチンで、

「直径91センチ」の卵が発見されたそうです。

91センチの黒い物体

アルゼンチンのブエノスアイレスの近くで、

アントニオ・ニーヴァスさんは小規模な農業を営んでいます。

ある日アントニオさんが敷地内の川近くに、

何か見慣れないものを見つけて近寄っていきました。

それは長さが約91センチもある、

黒くて石のように硬くて丸い物体です。

egg1

アントニオさんは驚きました。

そしてこう思ったのです。

「これは恐竜の卵に違いない!」

研究者が早速、卵の調査を開始。

アントニオさんの期待は外れ、

その卵は恐竜の卵にしては大きすぎると判断されました。

そして調査の結果、

この黒い卵は鮮新世後期~更新世後期の古代に生息していた、

「グリプトドン」という生き物の遺骸と判明しました。

この生物は約1万年前に絶滅していて、

恐竜同様氷河期を乗り越えられなかった、

全長2.5~3メートルにもなる大きな生物です。

見た目はアルマジロによく似ています。



素晴らしい保存状態

亀のように手足を隠すことが出来たのだとか。

また歯は齧歯(げっし)類のように鋭く、

硬い植物を食べていたようです。

恐竜の卵ではありませんでしたが、

アントニオさんは凄い発見をしました。

研究者の方々によると、

1万年以上も前の遺骸でありながら、

1,000以上の骨板で構成された甲羅の模様が、

はっきりと残っているという保存状態は、

とても素晴らしいそうです。

egg2

しかも、この遺骸は若いグリプトドンだとか。

それでこんなに光沢のある、

黒い色をしているのですね。

アントニオさんが期待していた、

恐竜の卵ではありませんでしたが、

「恐竜の卵かも!」という少年のような気持ちがなければ、

発見できなかったのではないでしょうか?

グリプトドンの遺骸や研究者にとっても、

発見者がアントニオさんでよかったですね。