今回はフィンランドで撮影された、
オナガフクロウの飛行シーンの画像をご紹介します。
あらかじめ申し上げておくと、合成写真ではありません。
フクロウ特有の丸い目とコロコロとした体に、
癒しを感じる方も多いと思います。
しかし今回のお話は、癒しに驚きが加わります。
さらに、フクロウの魅力が増すことは間違いありません。
魚雷?フグ?ペンギン?
オナガフクロウの飛行シーン、ユーモラスですね。
思わず、見入ってしまいます。
こちらの画像は、
フィンランドの田園地帯で撮影されました。
オナガフクロウは狩りをする時に、
このような姿勢で飛行します。
この魚雷かフグかペンギンのような姿勢は、
空気抵抗を抑えるためだそうで羽をたたみ、
素早く獲物におそいかかるためとのことです。
狩りの為の姿勢でも、可愛らしくて癒されますね。
オナガフクロウとは
オナガフクロウは、主に北欧やロシアの森林地帯に生息しています。
その姿の特徴は名前の通り、
長い尾を持つことにあります。
オナガフクロウは草や木の根などを食べる、
ハタネズミを主食としますが時には、
哺乳類や鳥類も捕食するそうです。
驚くことにこのオナガフクロウは夜行性ではなく、
日中に狩りを行うのです。
正面からの画像ではやはり、
猛禽類の勇ましさを感じさせますよね。
かなり印象が異なる画像です。
可愛さと勇ましさ
オナガフクロウの飛行シーン、とても興味深いものでした。
フクロウの飛行姿勢が、
こんなに可愛いものだったとは驚きです。
しかし、写真はアングルによって、
対象の持つ個性を際立たせることができます。
だから対象の個性というものは、
撮影者次第で決まると言えるかもしれません。
やはり自分の目で、
全体を見た上で判断するという姿勢が大切だと思います。
今回の画像は本当に素敵で、
フクロウの可愛らしさと猛禽類としての勇ましさという、
二つの魅力を充分に感じさせてくれました。