由比ヶ浜のゴミ?
由比ヶ浜は学生さんや子どもを連れた、
ファミリー層も数多く訪れますが、
海には警戒しなければいけない生物がいることを、
覚えておく必要があります。
2018年のゴールデンウィークに、
由比ヶ浜で発見されたものが話題に。
Twitterユーザーのさわ(@2647e)さんが発見したのは、
綺麗な水色の物体です。
一見ゴミに見えますが、
さわさんは危険だから触れないようにと、
Twitterで注意を促しています。
ゴミの正体
この物体は「カツオノエボシ」といって、
毒性がかなり強いクラゲの一種だそうです。
浜辺で全く動かず死んでいるように見えても、
不用意に触れたり近づいたりするのは控えましょう。
触手で刺されてしまう危険性があるからです。
由比ヶ浜海岸にカツオノエボシ
大量発生💦
10分歩いて10匹以上見つけました。
猛毒のクラゲなので綺麗でも触らないでください!#由比ヶ浜#カツオノエボシ#触らないで pic.twitter.com/tXU1EYDpLr— さわ (@2647e) May 3, 2018
さらに投稿者さんは少し歩いただけで、
カツオノエボシを10匹以上も見つけたと話しています。
見た目はビニールやペットボトルに似ているため、
それだけ数が多ければ誰かがゴミと勘違いして、
触ってしまう可能性があるでしょう。
そのため子どもが間違って触れないように、
親御さんは注意を払っておく必要があります。
カツオノエボシに触れると…
誤ってカツオノエボシに触れてしまった場合は、
すぐに応急手当をしてください。
まずは刺胞をこすらず海水で洗い流し、
アルコールで患部の消毒をします。
真水は体内に刺胞の毒液が流れ込みやすくなるので、
洗う際は必ず海水を使いましょう。
その後抗ヒスタミン薬の軟膏、
または副腎皮質ホルモン配合の軟膏を塗って、
腫れや痛みを抑えます。
これはただの応急手当なので、
処置した後はすぐに病院へ行ってください。
他の人にも、
「カツオノエボシに触ってはいけないということ」
を話しておいた方が良いでしょう。