椿の花は他の花のように、
花びらが1枚ずつ散るのではなく、
ガクを残して丸ごと落ちる特徴がありますが、
その特徴をいかした『草遊び』があります。
草遊びと言えばクローバーの花冠や草笛、
葉っぱで船を造る遊びがありますが、
これからご紹介する「落ち椿」を使った作品には、
思わず感嘆の声が上がるかもしれません。
落ち椿から・・・
花の部分を逆さまにすることで、
着物になります。
椿の艶やかな葉っぱは帯になります。
堅い葉は折り曲げて、帯状に切り分けます。
蕾をキレイにして枝を挿します。
これは顔となる部分です。
花の中央にある雄しべを取り出し、
一部分を切り取ります。
そして、蕾で作った顔にかぶせます。
落ち椿で赤い着物の女の子を作ります🌺
花二つ、蕾一つ、葉一枚、茎少しでできています。
道具は使いません。
椿の花の雄しべを切るときに葉っぱのギザギザを使っているのは爪で切ると爪が黒くなるからです💧
とても可愛くてお気に入りの遊びです🍀🍀 pic.twitter.com/uJPM3mgL4g— inori (@kusabanaasobi) November 27, 2017
花びらの一部をリボンにして髪につけると、
可愛らしい女の子が誕生しました!
椿の葉は艶やかなだけあって、
脂分が多いようです。
葉っぱで雄しべが切れるとは、
よほど丈夫な葉っぱですね。
それにしても、
まさに椿姫の誕生を見た思いです。
ネットの反応
ネット上では、
「感動した」と言う旨のコメントが、
多く寄せられていました。
蕾が頭はすぐ分かりましたが、髪の毛に賛嘆。わくわくしながら、見ていました。
— 林けいこ (@keikomaa) November 27, 2017
帯の造りも素敵です。椿の妖精さんみたいで可愛いです。 pic.twitter.com/R1kHHZBds6
— (≡‘∞‘≡)RYamamoto (@Scottish_Jiro) November 28, 2017
美しい姿で散る「落ち椿」の素敵な活用法、
ぜひとも挑戦してみたいですね。
椿人形を紹介した「inoriさん」が運営するブログ
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