クーガー
大型の動物、
「クーガー」をご存知でしょうか?
「ピューマ」とも呼ばれています。
アメリカでは、
クーガーと呼ぶのが一般的とのこと。
体長は約1~2m、
体重は約65~100kgもあるのだとか。
行動も素早く、
5mもジャンプできるそうです。
アメリカでは、
年に数回は人間も襲われているそうですが、
できれば遭遇したくない動物ですね。
そんな中である地元のテレビ局が、
クーガーの姿を撮影しようと現場に向かいます。
さて、取材班は発見できたのでしょうか?
クーガー?
クーガーは南アメリカのアンデス山脈から、
北アメリカのロッキー山脈まで、
広範囲に渡って生息している、
ネコ科の動物です。
ライオンやトラとは違い、
ヤマネコの仲間に入り、
雑食性で環境に対する適応力もあるので、
広範囲で生存することが可能なのです。
ある日、
ミシシッピ州のヘルナンドという街で、
クーガーの目撃情報があったそうです。
しかしリポーターが指さすその先には、
何と絶妙なタイミングでどこかの猫が、
座っていたのです。
通り過ぎるわけでもなく、
取材班をジッと見つめる猫。
あまりにスコットさんが指を示すので、
その方向を見てしまいます。
まさかクーガーの取材で、
自分がテレビに放送されているとは、
夢にも思わないでしょう。
カメラの先に・・・
もしこの猫が誰かのペットで、
飼い主さんが偶然テレビを見ていたら、
「うちの子、クーガーだったの?」
と大笑いしてしまいますね。
「住んでいる街にクーガーが出没したとの目撃情報がありましたが、そこにいるのはクーガーではなく、ただのイエネコのようです。」
とジョーク交じりに取材するスコットさん。
少し緊張したであろう取材班は、
拍子抜けしたようですね。
このタイミングで現れた猫は、
世界中で話題になりました。
とんだクーガー騒動でしたが、
代わりに出演してくれた猫のおかげで、
面白ニュースが見られました。
少し得した気分ですね。