節約のコツはフィルター?
エアコンは室温を調節するのに大変便利ですが、どうしても電気代がかさみます。
節約はしたいものの、
だからと言って全くつけない訳にはいかない日もあるでしょう。
特に夏の暑い日は、
エアコンに頼らないと文字通り命の危険に直結し兼ねません。
エアコンのフィルターをこまめに掃除することで、
電気代の節約につながることが知られています。
お手入れ方法としてはエアコン周辺を拭き、
掃除機でフィルターがついたままの状態で、
ホコリを吸ってからフィルターを外します。
そして、新聞紙を広げて再度掃除機で念入りに吸います。
たったこれだけで、電気代を5~25%も節約できるのです。
なお掃除、頻度は、2週間に一度と環境省が勧めています。
しかしながらフィルターだけでなく、
あるモノを掃除することで節電につながるのだとか。
室外機と電気代
あなたは「室外機」をお手入れしたことありますか?
室外機は屋内の熱を、外に捨てるときに電力を消費します。
掃除不足や直射日光などにさらされると、
高温になりエアコンから出る熱を捨てる効率が下がり、
電力をより消費することに…。
室外機を拭き掃除するとともに、周辺にはスペースを作りましょう。
室外機の四方に空間ができるようにします。
室外機の下に台を置くのも有効です。
カバー(日よけ)し壁から離して設置し、直射日光を遮ります。
特に直射日光・西日からガードが必要です。
室外機から1mほど離れた場所に植物を植えたり、すだれで日陰を作るのも良いです。
ただし注意点として、室外機を板で囲ったり、
すだれで室外機の吹き出し口をふさがないようにしましょう。
すだれ以外に、室外機を直射日光からカバーする商品も販売されています。
エアコンを助けるアイテム
よしず、すだれ
エアコンにおける電力の消費量は、温度を下げる時が最も大きいとされています。
室内の温度が上がらないよう工夫することで、設定温度を下げる行為を減らせます。
日中、窓の外にすだれをかけると効果的です。
外から入る熱の53~71%は窓から入るものです。
しかしながら、日よけを窓にするだけで30%に。
すだれやよしずは、日光で熱を帯びても室外にあるので外に熱が発散されます。
窓だけでなく壁などの広範囲を覆えるよしずが、より断熱に優れています。
打ち水やよしずに水をかける行為なども、室内に入る風が2度さがるといわれます。
「緑のカーテン」と呼ばれるつる性の植物を窓の外で育てることも、
よしずなどと同じ効果が期待でき室内の温度の上昇を防ぎます。
リモコンの設定方法
エアコンは、室温を急激に下げるようとする時に最も電力を消費します。
エアコンのリモコンで一度設定したら、
その設定を固定することで節約効果があるといいます。
設定温度は25~28度がオススメです。
風量は「自動」。
風向きは「上向き」または「水平」で固定しましょう。
サーキュレーターとの合わせ技
サーキュレーターとエアコンと併用すると、より効果大です。
エアコンから吹き出る冷気は部屋の下にたまるので、室温にムラが出て体感温度が上がります。
サーキュレーターは空気の流れを循環し、温度差を解消してくれます。
エアコンの送風口に向けておくと効率的です。
いかがでしたか?
様々な工夫で、快適な室温を作り上げていきましょう。