泣ける

海の中で苦しむ母クジラを見て男性たちのとった行動が1つの命を救う!

ブイとアンカー

一見美しく見える海であっても、

実は海で暮らす生き物たちには危険がたくさんあります。

例えばウミガメは、

好物のクラゲと間違って海を漂うビニール袋を、

食べてしまうことがあります。

ウミガメの体内では、

ビニール袋を消化することはできないため、

そのまま死に至ることも少なくありません。

この様に、私たち人間が捨てたゴミや、

普段生活している中で使っているものが、

海に漂うだけで海の生き物たちは、

危険にさらされてしまいます。

そんな中で今回ご紹介するのは、

海外での出来事です。

男性たちが釣りをしていると、

ぎこちなく泳ぐクジラを見つけました。

その姿に違和感を覚えた、

男性の1人が海に潜ってみると、

クジラにブイとアンカーが絡まっていました。

ブイとは水面上に浮かばせて、

位置を表すものです。

色合いは赤や黄色などカラフルなものが多く、

形は球体です。

目印として使われる以外にも、

漁業の仕掛けとしても使われることがあります。

一方アンカーとは、

鎖やロープなどが付いている、

イカリのこといいます。

ブイとアンカーが絡まってしまったクジラは、

どうなってしまうのでしょうか?

泣く母クジラ

ブイとアンカーが絡まってしまったクジラは、

助けを求めて鳴いていました。

その鳴き声はまるで涙を流して、

泣いているように聞こえたと言います。

その鳴き声と痛々しい姿に、

胸を痛めた男性たちは、

クジラを救出することに決めました。

アンカーやブイはクジラの身体を締め付け、

水をかいて自由に泳ぐこともできません。

クジラは溺れないように、

尾ひれを使って必死に泳いでいました。

クジラに絡まったブイやアンカーを、

男性たちは持っていたナイフで切ることにしました。

しかしそれらを切るためには、

クジラに近づく必要がありました。

男性の1人はウエットスーツを着て、

クジラに近づきます。

ブイやアンカーが絡まっていても、

クジラは泳ぎ続けているので、

男性はなかなか近づけませんでした。

やっとの思いで男性は、

クジラに絡まっているブイを掴みました。

そして持っているナイフで、

ブイを切って解きます。



子クジラ

クジラに絡まっていたブイやアンカーは、

船に引き上げられました。

そのまま海に放流させてしまったら、

またクジラなどの生き物が、

絡まってしまう危険性が高いからです。

そして自由の身になったクジラは、

優雅に海を泳ぎ始めました。

そのクジラの横には、

小さなクジラの姿が見えます。

実はこのクジラ、

子どもを持つお母さんだったのです。

もしもあのまま、

アンカーが絡まったままだったら、

母クジラは命を落としていたことでしょう。

そして、子クジラは広い海に独りきり…。

母クジラも可愛い我が子を、

ひとり残して死んでしまうわけにもいかず、

必死に助けを求めていたのです。

今回のように私たちが何気なく使っているものが、

海の生物にとっては危険なものになる場合があります。

海や山などの自然で遊ぶ際には、

そこで暮らしている動物たちのことも、

理解して遊ぶように心がけるようにしましょう。