結婚式や葬式に参加する際、
必ず持っていくものといえば、
ご祝儀や香典です。
ご祝儀はピン札で包む必要があり、
逆に香典は、
ピン札以外のお金で包むのが常識です。
ピン札というのは「準備しておくお札」のため、
結婚式やお年玉などの、
お祝い事の時に使うものです。
香典でピン札を使うことは、
「故人の死を待っていた」
というような意味に取られてしまい、
故人や遺族に対して、
とても失礼な行為になります。
五千円札のお釣り
Twitterユーザーの@sudacchiさんが、
あるコンビニ店員の対応についてツイート。
投稿者さんは伯父のお通夜に参列するため、
喪服でコンビニに出かけました。
香典用のお札が必要だった彼は、
レジ打ちをしていた高校生くらいの店員に、
「お釣りを五千円札でください」
とお願いしました。
昨日は伯父のお通夜。喪服でコンビニに行き、お釣りを5000円札で下さいって言ったら、多分高校生くらいのバイトの男子がレジにある5000円札を全部出して、コレが一番使用感ありますって出してくれた。ちゃんとお通夜はピン札じゃないって親に教えられてたんだな。
— すだっち。 (@sudacchi) June 20, 2012
するとこの店員は、
香典に使うお札だと瞬時に判断したようで、
よりふさわしいお札を選んでくれたのです。
大人であっても、
ここまで親切にお札を選んでくれることは、
なかなかないでしょう。
何より高校生男子が、
「香典には使用感のあるお札を包む」
ということを知っていのもすごいですね。
ネットの反応
このツイートに対して、
ネット上では様々なコメントが寄せられました。
・ここまで気が付く若者がいるとは驚きました!
・こんな風にきちんとしつけを受けた子が増えるといいですね
・自分ならここまで機転が利かないわ…
こういった心遣いを、
スマートにできるようになりたいですね。