しびれの原因
正座をした後に立つと、足が痺れてうまく動けなくなりませんか?
正座による足のしびれには、末梢神経が大きく関わっています。
正座をするとヒザの下部分で血管が圧迫されて、血液が流れにくくなります。
これにより、末梢神経に必要な酸素が不足します。
また、末梢神経は皮膚に近いため、身体の重みによって直接圧迫されてしまうのです。
これらの状況が続くと、異常電流が流れます。
この異常電流こそ、足がしびれたという現象です。
痺れを治す最も簡単な方法としては、親指をクロスさせて正座する方法です。
これによって、足がしびれてくる時間を少し遅くすることができます。
しびれの解消
しかしいくら足がしびれにくい座り方をしても、
長時間正座していれば結局足はしびれてしまいます。
そんな足のしびれを解消するのには、いくつかの方法があります。
まず1つ目は、立ち上がってすぐに後ろ向きに2~3歩あるくことです。
こうすることで血行が良くなり、足の感覚が戻ってきます。
もう1つはかかとをあげ、
つま先立ちした状態で正座をする、跪坐(きざ)という方法です。
立ち上がる1~2分前にこの体勢をとっておくと、スムーズに立ち上がることができます。
まぶたの上のツボ
正座をしていて足が痺れてきたと感じたら、
まぶたの上にあるツボを爪で刺激することで、足のしびれを緩和してくれます。
軽い足のしびれの場合は後ろ向きに歩く方法がとれますが、
立ち上がることもできないほど足がしびれた場合はツボを刺激した方が効果的です。
今後、正座する機会があればこれらの方法をぜひ試してみましょう。