泣ける

葬儀場に大量のリュックサックが並べられている真意に涙が溢れる・・・

悲しみの中、故人を思い多くの人が別れを告げに来るお葬式。

お葬式では天国への旅立ちに向けて、たくさんの花々や思い出の品々が場内を彩ります。

祭壇の丁寧に飾られた花々や個人から贈られるお別れの花束、

天国でも明るく過ごせるようにと願いの込められてる花は、お葬式では欠かすことができません。


しかしアメリカで行われたある葬儀では、花ではないある物で埋め尽くされたそうです。

その光景が故人の優しさを思わせ、式場を花で埋め尽くす以上の感動の嵐が巻き起こったそうです。



葬儀場に大量のリュックサック

お葬式会場ではなく、まるで学校を思わせるような光景です。

祭壇への通路に、色とりどりのリュックサックが並べられています。

祭壇の前にも多数のリュックがあり、お葬式というよりも学校のような光景ですね。

悲しみの声よりも、子供たちの楽しそうな声が聞こえて来そうです。

この写真はアメリカ在住のブラッド・ジョンソンさんが、

いとこのお葬式での光景をネット上で公開しました。

「私のいとこが生前に遺した最後の願いは、『花の代わりにリュックサックを置いて欲しい』というものでした。それは貧しい子供たちへの配慮です。最後までいとこは先生だったのです。」

ブラッドさんはこのように語ります。

ブラッドさんのいとこは、アメリカの学校で教師をしていました。

しかし2018年6月に、ガンと戦った末に生涯を終えたそうです。

子供たちのために

自分の死期を悟ったいとこの教師は、

様々な事情で学用品を揃えられない子供のためにこの提案をしました。

集まったリュックサックの中には、文房具もたくさん入っていたとのこと。

教師として子どもたちに慕われ人望の厚かった女性のお葬式には、

これまで一緒に働いて来た約100人の同僚が参列したそうです。


故人に感謝と別れと告げるため、出棺されるのを待っている同僚の方々。

最後の最後まで子供たちのことを考えた彼女の生き方には、世界中からコメントが寄せられました。

「生徒思いの教師に教わることのできた子供たちは、とても幸せだったと思います。」

集まったリュックサック等は、すべて参列者によって学校に送り届けられました。

それを手に取った子供たちは、1人の教師が注いでくれた深い愛情を感じることでしょう。

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