世界最小のネコ
ネコ科の動物は世界中にいますが、
野生種としてはアフリカやアジア、
南アメリカにも生息しています。
ネコ科で最大といえば「アムールトラ」がいます。
全長は3メートル、
体重は350キロもなる個体が確認されているとのこと。
また反対に、
ネコ科でイエネコ以下の大きさはヤマネコに分類され、
最小とされているネコは「サビイロネコ」という種類です。
顔つきはやはりイエネコとは少し違い、
日本で唯一のヤマネコである
「イリオモテヤマネコ」似ています。
野生的なイエネコの
「ベンガル」にも似ていますが、
全長35~48センチ、体重は約1.5キロしかありません。
この小さなサビイロネコが森の中を駆け巡る姿が、
「可愛すぎる!」と卒倒する人が続出しています。
森の妖精
まるで子猫のように見えると思いますが、
れっきとした成猫です。
枯れ葉の下に隠れている「サビイロネコ」は、
まるで森の妖精のようです。
森の中でこんな小さなネコを発見したら、
かなり驚いてしましまうでしょう。
メスは1キロ以下にしかならない個体もいるとのこと。
サビイロネコはインド南部、
スリランカに生息しているヤマネコ。
主にネズミや鳥、トカゲなどを捕獲しています。
森の中には様々な困難があり、
行く先で川に遭遇してしまいました。
もしかすると小川かも知れませんが、
サビイロネコから見ると大河のように見えます。
レッドリスト
水は苦手なようですが、
勇気を出して渡って行く姿に
「頑張れ!」と思わず応援してしたくなりますね。
まんまるで大きな瞳に、
先が丸みをおびた可愛い耳をしているサビイロネコ。
森の中で懸命に生きているこの姿は、
大変珍しいそうです。
悲しいことに絶滅の危険性が非常に高いそうで、
国際自然保護連合のレッドリストに登録されています。
人懐っこい性格でペットとしても飼育できるそうですが、
人間の管理下で生きるよりも、
本来の姿で森の中で生き続けた方が、
良いのかもしれないですね。
森を破壊する人間たちが、
一番考えなければならない問題です。