災害時のガムテープの使い方
警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)の公式Twitterが、
ガムテープの災害時の使い方と保管方法について紹介しました。
災害時にガムテープを活用する方法として紹介されたのは、以下の2つ。
・骨折時の添え木の固定や、三角巾の代わりに活用する方法
・油性ペンで文字を書くことで、丈夫なメモとして利用できる
ちなみに油性ペンで文字を書いたガムテープは、
その粘着力を利用して自宅の壁などに貼り付ければ、
家族や救助に来た人に居場所を伝えることもできます。
さらに、清潔な布を傷口に当ててその上からガムテープを貼れば、
止血することも可能です。
工夫一つで様々なことに使えるガムテープは、災害時の強い味方ですね。
そんな便利なガムテープですが、そのドーナツ状の形状からとかくかさばりがちで、
持ち歩きには向きませんよね。
そんなガムテープが、かさばらなくなる方法があります。
ガムテープの保管方法
ガムテープをかさばらせることなく持ち歩く方法。
それはガムテープの芯を取り除き、折りたたむというものです。
まずはガムテープを上から体重をかけて潰します。
1回だけでは芯が取れないので、何度か潰して芯とテープの間に隙間を作ります。
芯とテープの間に出来た隙間に指を入れ、隙間をさらに広げて芯を取り除きます。
最後に折りたたみ、ガムテープを輪ゴムで留めれば完成です。
災害時に工夫次第で役立つ布ガムテープ。添え木を患部に固定したり、連絡メモとして壁に貼ったり重宝しますが、かさばることが難点。そこで、芯の部分を柔らかくなるまで押し潰して取り除き、平らにして輪ゴムで束ねると、非常用持出袋の隙間でも入れることができます。追加をお薦めします。 pic.twitter.com/g6rzbc5909
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) July 18, 2017
ガムテープをコンパクトにするのに時間はそれほどかかりませんが、
ガムテープを潰すのはかなり力がいります。
芯とガムテープの間に隙間を作る際は力のある人にお願いすると、
簡単に持ち運び用のガムテープが作れるでしょう。
いつ起こるかわからない災害に備えて、
通勤カバンの中などにガムテープを忍ばせておいてはいかがでしょうか?